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03_ビデオゲーム収集記: 06_パルワールド研究記

はじめに

パルワールドについて,X(旧Twitter)で呟いた記録です. 大幅に加筆修正しています.

(2025-01-03) シングルカットしました.昨年パルワールドは世間を騒がせました. キャラクターがポケモンに酷似していることが注目されていますが,ゲームシステムはArkに似ているようです. 日本では,ポケモンに酷似したことで悪いイメージが定着しましたが,世界的には,新しいゲームとして賞賛されました. 任天堂とポケモンは,キャラクターデザインについて著作権法で訴えることはせず,ゲームシステムについて複数の特許で訴えました. ただ,そもそもゲームシステムは,ポケモンのそれとは似ていないので,若干無理筋のように思えます. 実際に,米国では,複数の特許が拒絶されてしまい,訴えることすらできていません.

2024-09-19

ポケモンとパルワールドのモンスターの異種格闘技とか,でないでしょうか.「法廷では決着が着かないです.バトルで勝負だ.」みたいな感じです.

(2024-09-23) 任天堂スイッチの後継機とは直接関係ないのですが,任天堂とポケモンが,パルワールドというビデオゲームを特許権侵害で訴える事件が発生します. パルワールドは,ポケモンに見た目がそっくりで以前より問題になっていたらしいです.特に,2月頃に発表になった時には,パルワールドのクリエーターへの脅迫事案も発生するくらい加熱していたようです. パルワールドは,SteamやXBOX等のポケモンが遊べないプラットフォームのユーザーには,広く受け入れられており,数百億円規模の売り上げがあるようです. そんな状況で,任天堂からの訴訟は,日本のクリエーターからは「熱狂的な支持」を持って受け入れられました. 太平洋戦争の開戦が,当時の日本国民に「熱狂的に支持」された様子に似ていました.

2024-09-20

任天堂スイッチでしか遊べないポケモンに触れたことがない海外の方にとっては,パルワールドがオリジナルで,日本の任天堂という知らない会社が,パルワールドを訴えてきたという図式にみえてしまうのだろうなと想像します. しばらくしたら,PS5でも遊べるようになるのに,何言ってるの,と感じるのでしょうか. 日本人には不評だった「インディーゲームクリエーター」のために闘います宣言も,そのコンテキストだと,「僕たちのパルワールドが,みんなのために,悪の任天堂と闘ってくれる」と勘違いされるのかもしれません. パルワールドも,「東京の」ゲーム会社らしいのですが,別に日本人は相手にしてないのでしょう.

今回のことで,世界的には,任天堂という会社は,あまり支持されていないことを改めて知りました. 書籍に描かれる時には,確かに,良いイメージではなかったのですが. 9月上旬に大阪の遊園地で,マリオカートというアトラクションではしゃいだ自分が,少し淋しいです. また,ポケモンは,米国でのシェアを失うでしょう.

(2024-09-23) しかし,海外の反応は違いました.パルワールドという創造的なビデオゲームに対して,ゲームシステムの特許侵害で訴える任天堂という図式で捉えました. 任天堂は,「ポケモンをボールで捕まえるシステム」を特許化して,訴訟するのではないかという噂が出てきます. 任天堂は,自分の利益のために,ビデオゲームの発展を阻害する「悪の組織」というイメージが作り上げられていきます.

Palworldの開発元Pocketpairは,インディーズゲーム開発者が創造的なアイデアを追求することを妨げられたり,挫折したりしないように,任天堂の訴訟と戦うつもりだと述べています

Ubisoft がタワーベースの高速移動システムの特許を取得し,Horizo​​n Zero Dawn や Ghost Of Tsushima でもそのシステムを使用しているため,Sony を特許侵害で訴えたと想像してみてください. 基本的に,任天堂が現在Palworldに対して行っていることはこれと同じです

私の推測では,任天堂は,ポケボールを直接反映したパルスフィアの仕組みを求めてポケットペアを狙っていると思います. 任天堂はこの仕組みに関する特許を申請しているが,その日付が少し興味深い.米国の特許は2024年5月に申請され,2024年8月に承認されました.日本の特許は2021年12月に申請され,2023年11月に承認されたようだ.Palworldは2021年6月に発表され,2024年1月に発売されました. このことから,任天堂は脅威を感じ,パルワールドが成功した場合に備えて特許で補強しようとしたようだ. 全体的に,このようにメカニクスを特許化するとゲームが制限され,全体的にゲームの質が下がると感じています.キャラクター,アート,音楽,その他のコンテンツは著作権で保護する必要があります.メカニクスを特許化するのは誰にとっても不利益です. 特許は私の得意分野ではありませんが,これは間違いなく可能性の範囲内のようです.これがどのように展開するか,そして私の推測が正しいかどうかを見るのを待っています

1 秒でも騒ぎを止められれば,これは TPC がモンスター収集ジャンルの基本的なメカニズムを独占しようとしていることに気づくでしょう.それは悪いことです. 愚かな TOTK 特許のたわごとがまた繰り返されています

(2024-09-23) 海外の反応と日本語訳です. 海外の方には,パルワールドが出した「インディーゲームのために闘う宣言」も,好意的に受け入れられているようでした. パルワールドの広報戦略は,海外向けで,海外では成功しているようにみえました.

2024-09-21

パルワールド訴訟. 業界の「常識」を逸脱してまでも,訴訟に踏み切る背景は,任天堂のソニーに対する40年前の恨みに端を発しているという「新しい学説」も登場しました. そう考えると,次の日に,プレイステーション30周年を祝うPS5 Pro発表は,ソニーから任天堂への返歌なのかもしれません. そんなことより,任天堂スイッチ2....

(2024-09-23) また,パルワールドは,ソニーミュージックエンタテイメント等と,キャラクタビジネスの新会社を設立しています. これは,あくまでもキャラクタのライセンスビジネスのようで,ビデオゲームとは直接の関係はないようです. ポケモンのキャラクターを,マルパク(そのまま真似)して,ソニーグループと連携して,ビジネスするという発表も,任天堂も「怒った」という推察も複数ありました.

僕たちのパルワールドが,悪の任天堂にいじめられているところに,正義の味方として,「東京の」ソニーが登場して,助けますというストーリーが,数日のうちに展開されるような気がします. テックマフィアの連中は,如何に既存ビジネスを破壊するかを考えていますが,これもその一環なのかもしれません.

(2024-09-23) 数日後にはじまる東京ゲームショウで,PS5版パルワールドの発表があるという噂がありました.が,なんらかの理由でキャンセルされたようです. 40年前に,任天堂とソニーの関係が悪くなり,プレイステーションが発売されて,業界が盛り上がった事実があります. ポケモンとパルワールドの闘いは,その第2幕という見方もあるようです.

2024-09-22

今回の事例で知れたのは,生成AIは,日本のお家芸であるコンテンツビジネス(そして,それを象徴する某社)にとって,やはり危険な存在ということです. いずれは,DRMのように技術的,法的に整備がされていくのだろうけど,それまでの期間に「静かな盗用」が繰り返され,富は搾取されるのでしょう. 破壊的なイノベーションに対する最良の対処策は,「カニバリズム」ということが知られています. 今回の事例では,「東京の」会社が,この活動を開始してくれたことが,まだ救い.少なくとも「日本の」富が棄損されることはないです. 寧ろ増えるかもしれないです.新しい技術に贖うことは困難です.それが過去の教訓です.

2024-09-25

メディアも事前に知ってたでしょうにね.パルワールド,日本で未発売.訴訟になるからね. 昔手塚プロの「ジャングル大帝」を,ディズニーが丸パクして,「ライオンキング」を全世界に配信したことを思ひ出す. 日本には,ポケモンがあるし,ルナも配信されるから,寂しくないです.

(2024-09-25) 本日,PS5版パルワールドが,日本を除く全世界68ヶ国で発売された.サプライズ発表であった.

2024-09-26

パルワールドの展示、危ないからやめたほうがいいかもしれません.今の感じだと,感情的になる人が,いるかもしれません. コスププレイヤーは,無関係なので,落ち着いてください. パルワールドで,なにかに乗るのは,任天堂の特許に抵触だった記憶があります.

2024-10-04

パルワールド考です.日本の(お若い)方のコメントを読みました. 「ポケモンを盗んだパルワールドが悪い」という,ある意味,日本的なコメントの方が多く,なんか救われます. 「まねしても,面白ければそれでよい」という意見は,少数派です. 古き良き日本が残っていて,少し嬉しいです.

2024-10-05

米国でも訴訟に備えて,追加出願したみたいけど,拒絶とは驚きです.米国特許は,よほどでなければ,成立するものだと考えていましたが,よほどと解釈されたのかもしれません. 「乗り物に乗ること」を権利化しようとして,「進歩性欠如」というのは,まあ妥当な気がします. 米国と中国,欧州では,もう無理かもしれません

2024-10-06

パルワールド訴訟.段々分かってきたが,米国では特許が取れていなく,訴えもおこしてない模様です. そもそも日本国内での話です.海外勢には,関係ない話でした.日本では特許成立しており,訴えがおこされているので,なんらか続きがあると思われます. そもそもだが,ポケモンに似ているという話は,無関係というか,著作権侵害は現時点ではない模様です. 米国では,拒絶になった「モンスターボール特許」「乗り物特許」が日本では成立しているということなので,その分のライセンス費を払うことになるのかなと. 日本国内のみ,インディーズに不利になり,イノベーションがおこりづらくなることは心配です.

2024-11-09

パルワールド訴訟.任天堂の後だしが白日になりました.前回騒いだ時に,海外ではそういう話題になっていたので,なんで今更とも感じます. 任天堂は,パルワールドを脅威に感じ,著作権でやれないとみると,若干無理筋の特許を周到に用意したというのが流れな気がします. ただ米国ではそれが認められず,国内だけでもと,訴訟にしているという感じです. パルワールドのリリースで公知の技術を特許として認めてしまった特許庁も,比較的どうかとも思います. まずは,3件の派生特許の成立自体が争われるのかなと感じます. 素朴に疑問なのは,パルワールドが売れると,任天堂とポケモン社にどんな被害があるんだろうかと思いました.

以上