Before you submit
What were you trying to get done
macOS で MulmoTerminal のセルに、コーディングエージェント宛てのプロンプトを書いていました。途中の単語を直すために行頭へ戻り、また行末へ飛んで続きを書きたい、という編集です。このマシンの
ほかのテキスト入力欄で普段どおりに使っている Command+左矢印 と Command+右矢印 を押し、行を消して書き直す
ために Command+Delete を押しました。
What got in the way
Command が無視されました。カーソルは動きます。ただし動き方が、Command を押していないときとまったく同じ
です。行頭へ飛ぶつもりで Command+左矢印 を押すと、左へ 1 文字だけ進みます。修飾キーだけが落ちて、矢印
キーの素の動作がそのまま通っている、という挙動です。Command+Delete も同じで、行をまとめて消すつもりで
押すと、修飾なしの Delete と同じく 1 文字だけ消えます。
これは何も起きないより厄介でした。反応がないのなら「このキーは効かない」と分かります。でも 1 文字だけ
動くと、キーが効いていないのか、自分の押し方が悪いのか、そもそも行頭ジャンプという機能が無いのかの区別
がつきません。エラーも警告も出ないので、手がかりが何もありません。
一方で Option+左矢印 / Option+右矢印 / Option+Delete は、どれも単語単位できちんと動きます。つまり
キーボード入力自体はターミナルに届いていて、Command のときだけ修飾が素通りしている、ということになります。
そこで設定画面を開き、キーボードショートカットのセクションで Command+左矢印 が何に割り当てられているかを
確かめようとしました。このセクションには 9 つのアクションが並び、それぞれ「未設定」と表示されています。
おかげで「その 9 つが存在すること」と「自分がどれも割り当てていないこと」は分かりました。しかしこの画面に
は、ターミナルへキー列を送る仕組みについての表示が何もありません。そのため私は、リポジトリをcloneしました。
Claude Codeを使って、実際には設定できることがわかりました。ターミナルへキー列を送る仕組みはバージョン 2.5.3 から存在していて、設定ファイルに 3 行書いたら 3 つのキーとも即座に解決しました。
What you do about it today
いまは ~/.mulmoterminal/config.json を手で編集して解決していて、望んだとおりに動いています。
ただしこの回避策には前提があります。「ターミナルへキー列を送れる」機能が存在すると知っていること、その
機能の名前を知っていること、送るべき制御文字を知っていること、そして設定ファイルを手で開くことです。
どれも、この 3 つのキーが効かない理由を画面上で探している人には出てこない情報です。私自身、たどり着いた
のは設定ガイドをエージェントと一緒に読んだからで、アプリの中を見ていて見つけたわけではありません。
How often you run into this
Several times a day
If you already have an idea, it goes here
案は 2 つあります。案 2 が主で、案 1 が見送られても単独で成り立ちます。
案 1: macOS では、この 3 キーが最初から効いていてもよいのではないか。
いま私が ~/.mulmoterminal/config.json に書いているのは次の 3 行で、これがそのまま既定になっているイメージです。
{
"keymap": {
"send": [
{ "key": "Cmd+ArrowLeft", "bytes": "\u0001" },
{ "key": "Cmd+ArrowRight", "bytes": "\u0005" },
{ "key": "Cmd+Backspace", "bytes": "\u0015" }
]
}
}
\u0001 / \u0005 / \u0015 はそれぞれ Ctrl+A(行頭へ)、Ctrl+E(行末へ)、Ctrl+U(行頭まで削除)です。
ショートカットが意図的にオプトインで、その理由が「ターミナルの中で動いているプログラムからキーを奪わない
ため」であることは理解しています。ただしこの 3 キーについては、今ターミナルに送られているものが修飾なしの
矢印キーや Delete と同じなので、既定で割り当てても失われる操作はありません。影響するのはブラウザの
「戻る」「進む」で、それもカーソルがターミナルの中にある間だけです。既定にするかどうかは判断をお任せ
します。既定にする場合は、オフにする手段があるとよいと思います。
案 2: 「ターミナルへキー列を送れる」ことを、設定画面から分かるようにしてほしい。
キーボードショートカットのセクションは、9 つのアクションを未割り当てのときでも「未設定」として見せて
います。キー列送信も同じように 1 行あれば、存在に気づけます。今回はその表示が無かったため、設定で解決
できると知るまでにリポジトリを clone して Claude Code に読んでもらう必要がありました。設定ファイルに
3 行書けば済むことなので、そこまでしないと辿り着けないのはもったいないと思います。
Anything else
Before you submit
What were you trying to get done
macOS で MulmoTerminal のセルに、コーディングエージェント宛てのプロンプトを書いていました。途中の単語を直すために行頭へ戻り、また行末へ飛んで続きを書きたい、という編集です。このマシンの
ほかのテキスト入力欄で普段どおりに使っている Command+左矢印 と Command+右矢印 を押し、行を消して書き直す
ために Command+Delete を押しました。
What got in the way
Command が無視されました。カーソルは動きます。ただし動き方が、Command を押していないときとまったく同じ
です。行頭へ飛ぶつもりで Command+左矢印 を押すと、左へ 1 文字だけ進みます。修飾キーだけが落ちて、矢印
キーの素の動作がそのまま通っている、という挙動です。Command+Delete も同じで、行をまとめて消すつもりで
押すと、修飾なしの Delete と同じく 1 文字だけ消えます。
これは何も起きないより厄介でした。反応がないのなら「このキーは効かない」と分かります。でも 1 文字だけ
動くと、キーが効いていないのか、自分の押し方が悪いのか、そもそも行頭ジャンプという機能が無いのかの区別
がつきません。エラーも警告も出ないので、手がかりが何もありません。
一方で Option+左矢印 / Option+右矢印 / Option+Delete は、どれも単語単位できちんと動きます。つまり
キーボード入力自体はターミナルに届いていて、Command のときだけ修飾が素通りしている、ということになります。
そこで設定画面を開き、キーボードショートカットのセクションで Command+左矢印 が何に割り当てられているかを
確かめようとしました。このセクションには 9 つのアクションが並び、それぞれ「未設定」と表示されています。
おかげで「その 9 つが存在すること」と「自分がどれも割り当てていないこと」は分かりました。しかしこの画面に
は、ターミナルへキー列を送る仕組みについての表示が何もありません。そのため私は、リポジトリをcloneしました。
Claude Codeを使って、実際には設定できることがわかりました。ターミナルへキー列を送る仕組みはバージョン 2.5.3 から存在していて、設定ファイルに 3 行書いたら 3 つのキーとも即座に解決しました。
What you do about it today
いまは
~/.mulmoterminal/config.jsonを手で編集して解決していて、望んだとおりに動いています。ただしこの回避策には前提があります。「ターミナルへキー列を送れる」機能が存在すると知っていること、その
機能の名前を知っていること、送るべき制御文字を知っていること、そして設定ファイルを手で開くことです。
どれも、この 3 つのキーが効かない理由を画面上で探している人には出てこない情報です。私自身、たどり着いた
のは設定ガイドをエージェントと一緒に読んだからで、アプリの中を見ていて見つけたわけではありません。
How often you run into this
Several times a day
If you already have an idea, it goes here
案は 2 つあります。案 2 が主で、案 1 が見送られても単独で成り立ちます。
案 1: macOS では、この 3 キーが最初から効いていてもよいのではないか。
いま私が
~/.mulmoterminal/config.jsonに書いているのは次の 3 行で、これがそのまま既定になっているイメージです。{ "keymap": { "send": [ { "key": "Cmd+ArrowLeft", "bytes": "\u0001" }, { "key": "Cmd+ArrowRight", "bytes": "\u0005" }, { "key": "Cmd+Backspace", "bytes": "\u0015" } ] } }\u0001/\u0005/\u0015はそれぞれ Ctrl+A(行頭へ)、Ctrl+E(行末へ)、Ctrl+U(行頭まで削除)です。ショートカットが意図的にオプトインで、その理由が「ターミナルの中で動いているプログラムからキーを奪わない
ため」であることは理解しています。ただしこの 3 キーについては、今ターミナルに送られているものが修飾なしの
矢印キーや Delete と同じなので、既定で割り当てても失われる操作はありません。影響するのはブラウザの
「戻る」「進む」で、それもカーソルがターミナルの中にある間だけです。既定にするかどうかは判断をお任せ
します。既定にする場合は、オフにする手段があるとよいと思います。
案 2: 「ターミナルへキー列を送れる」ことを、設定画面から分かるようにしてほしい。
キーボードショートカットのセクションは、9 つのアクションを未割り当てのときでも「未設定」として見せて
います。キー列送信も同じように 1 行あれば、存在に気づけます。今回はその表示が無かったため、設定で解決
できると知るまでにリポジトリを clone して Claude Code に読んでもらう必要がありました。設定ファイルに
3 行書けば済むことなので、そこまでしないと辿り着けないのはもったいないと思います。
Anything else
ものです。あちらは機能を求める issue で、こちらは機能がすでにあるのに見つけられなかった人の話です。