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AquesTalkを使用する場合の手順

辞書ファイルをSDカードに保存するか、プログラムに埋め込むかで、手順が異なります。M5StackはSDカードの相性があり、SDカードによっては辞書ファイルを安定して読み込めない場合があります。また、アクセス速度の面でも、SDカードよりもプログラム埋め込みの方が高速になります。

※プログラムに埋め込む方法は、こちらの記事を参考にしています。手順の途中でLinuxのコマンドを使用しますが、WSL2のUbuntuで問題ありません。記事の方ではWindowsのみで実施する方法も記載されています。

辞書をSDカードに保存する場合の手順

  1. AquesTalk ESP32のライブラリ&辞書ファイルをダウンロード
    以下のURLから「AquesTalk ESP32(Small辞書版) 」をダウンロードする。
    https://www.a-quest.com/download.html

    ※Small辞書版でなくてもよいかもしれませんが、動作未確認です。

  2. AquesTalkの使用ライセンスを購入
    ※ライセンスがなくても評価版として使用できますが、「ナ行、マ行」の音韻がすべて「ヌ」になる制限があります。

  3. libフォルダにダウンロードしたライブラリを展開

    ※AquesTalkTTS_M5.cpp と AquesTalkTTS.h は examples\M5Stack\M5_AquesTalk_KM から持ってくる。

  4. AquesTalkTTS_M5.cpp の変数LICENSE_KEYにライセンスキーを設定

  5. SDカードにダウンロードした辞書データを保存
    ディレクトリは"/aq_dic/aqdic_m.bin"とする。

  6. platformio.iniのbuild_flagsに以下の記述を追加

    build_flags=
     -DUSE_AQUESTALK
     -Llib/aquestalk/src/esp32s2/    ※M5Core2の場合。CoreS3ならesp32s3。
     -laquestalk_s
    

辞書をプログラムに埋め込む場合の手順

  1. AquesTalk ESP32のライブラリ&辞書ファイルをダウンロード
    以下のURLから「AquesTalk ESP32(Small辞書版) 」をダウンロードする。
    https://www.a-quest.com/download.html

  2. AquesTalkの使用ライセンスを購入
    ※ライセンスがなくても評価版として使用できますが、「ナ行、マ行」の音韻がすべて「ヌ」になる制限があります。

  3. libフォルダにダウンロードしたライブラリを展開

  4. 辞書データをプログラムに埋め込むための追加ファイルをダウンロード
    以下のURLから"M5_AquesTalk_KM_PM.zip"をダウンロードし、"AquesTalkTTS.h"と "AquesTalkTTS_M5_PM.cpp"をライブラリを展開したフォルダにコピーする。
    https://www.a-quest.com//archive/package/M5_AquesTalk_KM_PM.zip

  5. AquesTalkTTS_M5_PM.cpp の変数LICENSE_KEYにライセンスキーを設定

  6. 辞書データをインクルードファイル形式に変換
    ダウンロードしたライブラリに含まれる辞書データ"/aq_dic/aqdic_m.bin"を、LinuxのxxdコマンドでC言語のインクルードファイル形式に変換する。

    $ xxd -i aqdic_m.bin aqdic_m_l.h
    

    得られたaqdic_m_l.hをライブラリを展開したフォルダにコピーし、1行目を修正する

  7. platformio.iniのbuild_flagsに以下の記述を追加

    build_flags=
     -DUSE_AQUESTALK
     -Llib/aquestalk/src/esp32s2/    ※M5Core2の場合。CoreS3ならesp32s3。
     -laquestalk_s