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tsukuyomi
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type: "diary"
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title: "超かぐや姫!のツクヨミというプロダクトを作ったヤチヨの心を考える"
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draft: false
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description: "無限に味がするよこの映画"
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ogp: 'ogp-big.webp'
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changelog:
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- summary: 記事作成
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date: "2026-03-30T06:16:42.309350098+09:00[Asia/Tokyo]"
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<!-- titleは自動で入る -->
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何度も超かぐや姫!を観ていたら、一周回ってツクヨミってプロダクトを作るまでの心の動きが気になり始めました。
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以下は全て個人的な感想・想像・妄想になります。ネタバレを気にせず書いています。
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かぐやが初めてヤチヨを名乗る時はどういう気持ちだったのだろう。何千年もウミウシの体を通してしか世界との繋がりを得られない状態から、黎明期のインターネットで初めて直接人と関わることのできる可能性を見つけた時、かぐやは何を思ったのだろうか。嬉しさからガッツポーズをしたのかもしれない。でも同時にこう思ったはずだ。彩葉に会いたい、と。
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ヤチヨを名乗る前に、いくつか別の名義でネット上の人と関わったこともあっただろう。でも彩葉に会うならどんな自分がいい?そう考えた時、かぐやはかぐやとして会うことができないことに気づく。かぐやは月からやってくるのだ。8000年生きた自分とは違う、キラキラのかぐやが。そうした矛盾を考えてしまうと、かぐやとして彩葉の前に出ることができない。それでもそれはただの言い訳でしかなくて、本当は自分よりもヤチヨの方が、かぐやと出会う前の彩葉を虜にできると知っていたから。どれだけ彩葉がヤチヨのことを好きかなんて、ずっとそばで見てきたから。だから覚悟を決めて、かぐやはヤチヨを名乗った。初期のネットの片隅で初めてヤチヨを名乗った時、彩葉はまだ生まれてもいなかった。
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元々ライバーが楽しかったこともあって、インターネットの多くの人と関わるのは楽しかった。複雑で一回きりで自由なみんなと、軽口を叩いたり、楽しい時間を過ごしてきた。でも実感はない。触れることもできない。暖かさが、恋しい。ずっとずっと彩葉のことを考えていた。
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ハードウェアが進化してヤチヨが求めるレベルに近づくにつれて、ヤチヨの中で不安が芽生えた。ツクヨミは私が作らなければならない。他の誰でもなく自分が管理人になって、自分が世界で一番魅力的で、誰もが振り向くようにならなければ。そうしないと、彩葉に気づいてもらえない。彩葉に気づいてもらえるくらいまばゆい光を纏うことはできるのかな。かぐやならできないかもしれないけれど、ヤチヨならできるかもしれない。そうしてヤチヨはツクヨミの開発を始めた。
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月の世界と仮想の世界はとても近いので、プログラミングには困らなかった。でもそれはツクヨミがみんなに使われるかとは別の話。ヤチヨはツクヨミがみんなに使ってもらえるか、そこが一番不安に思っていた。流行らなければ、彩葉には届かない。必死になったら、頑張ったらプロダクトがみんなに使ってもらえるわけじゃない。幸い、ツクヨミは順調にユーザー数を増やしていった。それはきっと、かぐやが8000年の間様々な人と関わってきたからだったのかもしれない。ツクヨミの成長に合わせて、ヤチヨは多くの人から愛されるキャラクターになっていった。そこには8000年分積み重ねた人間への愛があり、それが届くプラットフォームがあった。
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彩葉が初めてツクヨミにログインした時、ヤチヨはとても驚いただろう。かぐやの知っている彩葉はもっと強くて、覚悟が決まっている人だった。でも再開した彩葉はそうではなかった。親と喧嘩しては泣きじゃくってヤチヨに相談する彼女を、ヤチヨはとても愛おしく思った。彩葉が生まれる前から、ずっとずっと彩葉に会いたかったんだよという言葉を飲み込んで、ヤチヨは優しくそっと彩葉に言葉をかけ続けた。そして彩葉を守るために、もっともっとツクヨミを楽しく、もっともっとヤチヨを魅力的にしようと決めた。この覚悟の決まり方はいったい誰に似たんだろう。ああそうか、これも全部彩葉にもらったものだ。
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時は流れ、彩葉は強く成長した。ヤチヨはずっと彩葉の危うげな、なんでも一人で抱え込むところが心配だった。でも同時、これはヤチヨでは解決できないことを知っていた。彼女ではダメなのだ。キラキラのかぐやでないと、彩葉は救えない。
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そして月からかぐやがやってくる。物語が始まる。
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という強めの想像・妄想が降ってきたので、劇場で超かぐや姫!を観よう!
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ツクヨミのプロダクトとしての側面に焦点を当てると、彩葉はかぐやがリアル生まれた時から世話をしているのに対して、ヤチヨは彩葉が生まれる前から彩葉のためにツクヨミを作ってたんですよね。彩葉が生まれてからは彼女を守るゆりかごとしてのツクヨミを作っていたのだろうと思うと涙が出ます。冒頭、彩葉が「私みたいな貧乏人でも楽しめる」という趣旨のことを言ってたんですがこれは当たり前で、なぜならヤチヨが彩葉のためにそのプラットフォームを作っているからです。こんな私利私欲に塗れた誰かのプラットフォームでありながら、世界中で使われるみんなのエンタメを両立できるヤチヨのプロダクト設計が素晴らしいです。僕も見習いたい。ところで彩葉はその後「私は特技とかないからゲームで小遣い稼ぎ」みたいなことを言ってますね。特技とかないから!???!??!???!?!え!???!??!本気出せば月のテクノロジーを超えられる酒寄博士さん!??あ!!!かぐやのためになら本気が出せるんか!!!!!!!ありがとう!!!!!!!
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