WCAG 3 と WCAG 2.3(マイナーバージョンアップ)の実現可能性について、私の考えを述べます。このissueでは、日本語組版のアクセシビリティをWCAG JIS でどのように扱うべきかといった議論は行わず、WCAGの将来見通しという背景説明のみに徹します。
WCAG 3 の標準化が成功しない可能性、WCAG 2.x 系のマイナーバージョン(いわゆる WCAG 2.3)が制定されない可能性を、強く意識しておく必要があると私は考えています。
まず、WCAG 3 は、設計思想や適合性モデルの転換を伴う試みです。この種の転換を含む仕様が、標準化と実運用に成功するかどうかは、現時点では予断を許しません。
次に、WCAG 2.x 系のマイナーバージョンが必要だと考える人は存在しますが、一方で非常に強い反対も存在します。実際、私は WCAG 2.3 の必要性を強く主張してきましたし、非公式な場で一定の同意を得たこともあります。しかし、AG WGにおいて正式合意を取り付けることが容易ではないという認識を、TPACを通じて持つに至りました。
以上の考察から、現行の WCAG 2.2が長期間にわたって維持される可能性を前提としてWCAG JISの標準化に臨むことが、ぜひ必要だと思います。
WCAG 3 と WCAG 2.3(マイナーバージョンアップ)の実現可能性について、私の考えを述べます。このissueでは、日本語組版のアクセシビリティをWCAG JIS でどのように扱うべきかといった議論は行わず、WCAGの将来見通しという背景説明のみに徹します。
WCAG 3 の標準化が成功しない可能性、WCAG 2.x 系のマイナーバージョン(いわゆる WCAG 2.3)が制定されない可能性を、強く意識しておく必要があると私は考えています。
まず、WCAG 3 は、設計思想や適合性モデルの転換を伴う試みです。この種の転換を含む仕様が、標準化と実運用に成功するかどうかは、現時点では予断を許しません。
次に、WCAG 2.x 系のマイナーバージョンが必要だと考える人は存在しますが、一方で非常に強い反対も存在します。実際、私は WCAG 2.3 の必要性を強く主張してきましたし、非公式な場で一定の同意を得たこともあります。しかし、AG WGにおいて正式合意を取り付けることが容易ではないという認識を、TPACを通じて持つに至りました。
以上の考察から、現行の WCAG 2.2が長期間にわたって維持される可能性を前提としてWCAG JISの標準化に臨むことが、ぜひ必要だと思います。