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[IETF] [ja] Refine ja translation #243

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2 changes: 1 addition & 1 deletion ja/proc-ietf.md
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Expand Up @@ -6,7 +6,7 @@ IETF によってプロトコルの標準化が始まり、QUIC ワーキング

HTTP 以外のプロトコルにも適用したいという要求を満たすため、IETF QUIC プロトコルのアーキテクチャは2つの異なるレイヤーに分割されました。"transport QUIC" レイヤーと "HTTP over QUIC" レイヤーです (後者は2018年11月に HTTP/3 に名前を変更しました)。

このレイヤー分割は、一見無害のようにも見えますが、IETF-QUIC Google-QUIC で大きな差分を生み出しました
このレイヤー分割は、一見些細に思えますが、その結果、IETF-QUIC は元の Google-QUIC とは大きく異なるものになりました

ワーキンググループは QUIC の最初のバージョンを予定通りに提供するために、HTTP に範囲を絞り、HTTP で無いものは後に回すことにしました。

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2 changes: 1 addition & 1 deletion ja/proc-status.md
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -28,7 +28,7 @@ curl は最初の実験的な HTTP/3 サポート (draft-22) を2019年9月11日

QUIC は TLS 1.3 を暗号化とセキュリティのために採用することにしました。これは車輪の再発明を避け、信頼できる既存のプロトコルを利用するためです。しかしながら、これと並行して、QUIC での TLS の利用を本当に効率化することにしました。QUIC では "TLS messages" のみを利用し "TLS records" は利用しないことにしました。

これは無害な変更に聞こえますが、この決定は QUIC を実装している人たちにとってとても高いハードルとなりました。既存の TLS 1.3 をサポートしているライブラリにはこれらの機能にアクセスする API が不足しており、QUIC ではアクセスできないのです。一方で多くの QUIC の実装者は大きな組織に所属しており、それぞれがもっている TLS スタックを別々に使用しているため、全員にとって問題とはなっていません。
これは一見些細な変更に思えますが、実際には多くの QUIC スタックの実装者にとって大きな障害となりました。既存の TLS 1.3 をサポートしているライブラリにはこれらの機能にアクセスする API が不足しており、QUIC ではアクセスできないのです。一方で多くの QUIC の実装者は大きな組織に所属しており、それぞれがもっている TLS スタックを別々に使用しているため、全員にとって問題とはなっていません。

2018年11月現在、例えば広く使われているオープンソースの OpenSSL では、これらの必要な API は全くなく、また近々で追加するような要望も上がっていません。

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