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Pony 系モデルの画風めぐり(Dynamic Prompts 組み合わせ生成)
Dynamic Prompts の組み合わせ生成で、Pony 系モデルの画風をめぐります。
たくさんの画像を生成しますので、寝る前などに仕込むのがオススメです。
Pony Diffusion V6 XL は様々な表現ができるモデルですが、その分制御が難しくもあります。
求める画風に近い Pony 系マージモデルがあれば、そのモデルのほうが扱いやすい場合がままあります。
Civitai のモデル一覧 の Filter には Pony 系マージモデルのフィルタがありますので、これを元にマージモデルを探せます。

今回は Download/Model/ebara_pony.bat でダウンロードできる ebara_pony_1.bakedVAE.safetensors で画風めぐりをしてみます。
Download/Model/ebara_pony.bat をダブルクリックして、ebara_pony_1.bakedVAE をダウンロードしてください。
PonyXL Notes では Pony 系モデルで利用できる 3文字画風プロンプトが共有されており、これをワイルドカードにしたものが __pony/note_xxx_style__ です。
そのままプロンプトに __pony/note_xxx_style__ を入力するだけではランダムな画風が選択されますが、Dynamic Prompts の組み合わせ生成で全種類の画像を生成することができます。

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Stable DiffusionのcheckpointでPony\ebara_pony_1.bakedVAE.safetensorsを選択します。 -
タグを選択してPony Diffusion V6 XLを選んでから、XXX スタイルをクリックします。 -
896x1152(サイズはお好みで)を生成左下の矢印ボタンで適用します。 - 同じように
Lightning 設定2を適用します。 - プロンプトとネガティブプロンプトが図のようになっていることを確認します。
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__pony/note_xxx_style__以外のプロンプトは、生成したい画像にあわせてお好みに変更してください。- 好みのプロンプトで画風を比較することで、印象が大きく変わりうります。
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一種類の画風につき一枚の画像生成では、シードの運に左右されてしまいます。
ですので今回は各画風に対してシードの異なる 3枚の画像を生成します。
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Dynamic Promptsの組み合わせ生成を有効にします。 - シードに
70000などの0が連なる値を指定します。- シードは画像を生成するたびに 1 ずつ増えるため、
70000、70001、70002…と増えていきます。
- シードは画像を生成するたびに 1 ずつ増えるため、
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パッチサイズとDynamic Promptsの組み合わせのバッチに3(2~4あたり) を設定します。- 気分的にあわせていますが、GPU の都合にあわせて
パッチサイズを変更しても問題ありません。
- 気分的にあわせていますが、GPU の都合にあわせて
設定-画像/グリッド画像の保存-ファイル名のパターン でファイル名にプロンプトを含めるようにしておくと、画風プロンプトの確認が簡単になります。
もし、同一シードで各画風一枚ずつ画像を生成したい場合は、次のように変更します。
1シードずつの生成にはなりますがシードにより構図が揃っているため、画風を比較しやすくなります。
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Dynamic Promptsの組み合わせのバッチを1にします。- 通常の
パッチサイズは GPU に合わせて上げても問題ありません。
- 通常の
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高度な設定の固定シードを有効にします。 -
シードにお好みの値を設定します。-
シードを変えつつプロンプト入力欄でShift + Enter画像生成キューに積む、といったこともできます。
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生成した画像をエクスプローラーの プレビュー ウィンドウ などで閲覧し、好みの画風を探します。
- 上記と同様の手順でプロンプトの
__pony/note_xxx_style__を(apo: 0.5), (__pony/note_xxx_style__: 0.5)と変更すると、混ぜ合わせた画風で画像を生成できます。-
apoは好みの画風を指定し、0.5の重みの配分は適時調整してください。- 画風のウェイト合計値が
1.0を超えると、絵が壊れやすくなる印象があります。
- 画風のウェイト合計値が
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- 生成時間は長くなりますが、
高解像度補助も併用できます。- 画風の確認が主目的ですので無難な設定に抑えておくのがおすすめです。
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アップスケーラー:4x-UltraSharpや4x-AnimeSharp -
アップスケール倍率:1.5 -
ノイズ除去強度:0.4~0.5 - など
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- 画風の確認が主目的ですので無難な設定に抑えておくのがおすすめです。
- 生成時間は長くなりますが、
ADetailerも併用できます。-
full bodyなどのプロンプトにより、顔の面積が小さくなる場合にご利用ください。
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- EasySdxlWebUi を利用していない場合は、
設定-Dynamic PromptsのDisable sorting of wildcards before processing.にチェックを入れてください。- ワイルドカードの上の行から順番に画像を生成できるようになります。
- EasySdxlWebUi のインストール
- Animagine で最初の画像生成
- 先人の知見を参考にする
- モデルや LoRA の追加
- Fixhands LoRA の重みガチャで手を修正
- Danbooru Tags Upsampler でかんたん高品質プロンプトガチャ
- トラブルシューティング
- EasySdxlWebUi のカスタマイズ
- EasySdxlWebUi のしくみ
- 拡張機能のひとこと紹介
- モデルに VAE を焼き込む
- SDXL 生成画像を SD1.5 画風に寄せる
- Forge を高速な安定版として利用する
- anystyle 系 ControlNet で構図再現
- ControlNet で高倍率高解像度補助
- ControlNet inpaint & anytest で部分書き換え
- 複数キャラ画像の生成
- 過去の更新