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SDXL 生成画像を SD1.5 画風に寄せる
Zuntan edited this page Mar 10, 2024
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Animagine 系や Pony 系の SDXL で生成した画像を、高解像度補助 で SD1.5 モデルの画風に寄せます。
SDXL と SD1.5 を 組み合わせることで、SD1.5 の資産を SDXL 環境でも活用できるようにします。
左上が Animagine によるオリジナル画像です。

SDXL で画像生成し、高解像度補助 で SD1.5 を利用することで組み合わせます。
- プロンプトと LoRA、ネガティブプロンプト、モデル、
サンプリング方法は、画像生成と高解像度補助で個別に指定できます。 - VAE は個別に指定できないため、SDXL・SD1.5 共に モデルに VAE を焼き込む(おすすめ) か、
SD VAEのAutomaticに対応する必要があります。 -
CFGスケールも共通の設定を使用します。- SDXL を Lightning LoRA で高速化する場合は、
CFGスケールを合わせるために SD1.5 も LCM LoRA で高速化します。 - プロンプトでの CFG スケール指定が
高解像度補助用プロンプトや forge で動作するかどうかまでは確認していません。
- SDXL を Lightning LoRA で高速化する場合は、
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高解像度補助において、Latent 系のアップスケーラーは利用できません。
今回は Animagine + Lightning LoRA で生成した画像を、SD1.5 モデル + LCM LoRA の 高解像度補助 で画風を寄せてみます。
SD1.5 用の LCM LoRA が手元にない場合は、Download/Lora/SDXL-Lightning.bat で SdxlWebUi/Lora/lcm/lcm-lora-sd15.safetensors をダウンロードできます。
軽く試した範囲では、Pony 系でも問題なく動作しています。

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Stable Diffusionのcheckpointでは SDXL のモデルを指定します。Animagine・Pony 系のどちらも可です。 - プロンプト欄では SD1.5 LCM LoRA のために
CFGスケールを 1~2の範囲に抑えるため、<lora:sdxl_lightning_2step_lora:1>と Lightning LoRA の 2step 版を指定しています。-
CFGスケールを 3~3.5 で SD1.5 LCM LoRA を使用するのであれば、8step の Lightning LoRA を利用できます。 - SDXL の画像生成では SD1.5 の LoRA は無視されるため、
<lora:lcm-lora-sd15:1>のように SD1.5の LCM LoRA を合わせて指定して、Prompt for hires fix pass.の指定を省略することもできます。 -
Prompt for hires fix pass.を別個に指定して、newestのような Animagine や Pony 用のプロンプトを SD1.5 では指定しないようにもできます。
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サンプリング方法は Lightning LoRA を利用する場合はSGMUniformがついているサンプラーを選びます。 -
アップスケーラーは Latent 系以外で、4x-UltraSharpや4x-AnimeSharpなどからお好みで。 -
ノイズ除去強度は SD1.5 の画風に寄せるために0.5~0.6と高めに設定しています。 -
Hires checkpointでは寄せたい画風の SD1.5 のモデルを指定します。 -
Hires sampling methodでは LCM LoRA を使う場合は、LCMやLCM Karrasを選びます。 -
Prompt for hires fix pass.やNegative prompt for hires fix pass.では、高解像度補助用のプロンプトを LoRA も含めて 指定できます(し、空欄にして省略することもできます)。- SD1.5 の LoRA では、とりあえず
<lora:flat2:-1>は普通に使えました。
- SD1.5 の LoRA では、とりあえず
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CFGスケールは画像生成と高解像度補助で、共通の値を指定しています。

- Lightning LoRA や LCM LoRA を利用する場合は、ADetailer のプロンプトを上書きする際にもLoRA を
記載する必要があります。
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<lora:sdxl_lightning_2step_lora:1> <lora:lcm-lora-sd15:1>とすると、高解像度補助を SDXL モデルにした場合は Lightning LoRA が、SD1.5 モデルにした場合は LCM LoRA が使用されます。 - 余談ですが
{@seductive smile|evil smile|torogao|grin|disgust|ahegao}のようにダイナミックプロンプトに@を付けると、顔を描画する際に 前から順番にプロンプトを使用 します。
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画像リンク先の png には画像の生成情報が残してあります。
生成情報で 高解像度補助 用の ノイズ除去強度 が ADetailer のバグ?で Denoising strength: 0.4 となっていますが、0.6 が設定値です。
Denoising strength: 0.6 で生成しても、ADetailer denoising strength: 0.4 がなぜか Denoising strength: 0.4 にも生成情報として出力されているような気がします。
- EasySdxlWebUi のインストール
- Animagine で最初の画像生成
- 先人の知見を参考にする
- モデルや LoRA の追加
- Fixhands LoRA の重みガチャで手を修正
- Danbooru Tags Upsampler でかんたん高品質プロンプトガチャ
- トラブルシューティング
- EasySdxlWebUi のカスタマイズ
- EasySdxlWebUi のしくみ
- 拡張機能のひとこと紹介
- モデルに VAE を焼き込む
- SDXL 生成画像を SD1.5 画風に寄せる
- Forge を高速な安定版として利用する
- anystyle 系 ControlNet で構図再現
- ControlNet で高倍率高解像度補助
- ControlNet inpaint & anytest で部分書き換え
- 複数キャラ画像の生成
- 過去の更新














