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Readingagilesamuraiinhiroshima20120515
今回は、二名の新しい方が参加されました。今回の二名の方も別ルートからお知りになられたとのこと、お一人は実践されておられるとのことでうらやましい限りです。全体では10名(祝二桁!)となり、段々減っていくだろうなと勝手に想像していたのですが、予想に反して増加中ですw。にも関わらず、場所タリーズ3階の場所取りに失敗してしまいまして、参加者の方にはご迷惑をお掛けしました。
次回、29日は既に予約入れましたので、あとは参加者が5人を割らないことを期待しております。
第7章は、いよいよ?見積の章で18pしかないのですが、盛り上がることが予測されたので、次の章には進めずにじっくりと深めることができたのではと思います。(違った印象ならwikiで書いてください^_^;)
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ふりかえり(約10分)
五回目の記録を元に、説明を行いました。
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Reading Time(約20分)今回は18Pと短いので20分にしました。
- プロジェクトのターゲットがコントロールによって達成可能な程度に現実的なものかどうかを判断
実際にこの段階で判断できるのか? 自分のストーリーでは可能だと思っている(でないと出せない)。 見積する際に「前提条件」を沢山書いてしまうが、言い分けにしかならないと思っている。 - 実際に行っている見積手法について
圧倒的にFPが多い、または正式なFPでは無いかも知れないが、機能数DB数などを規準に見積もりしている。 FPではなく、過去の類似プロジェクト実績ベースで見積もりしている。新規の場合でも何とか当てはめる。 - 当てずっぽうな見積に対しての考え方について
ここでは、営業や客先との直接的な見積と考えないほうが良いのではないか、内部での見積もりとして捉える。
プロジェクト内部で再見積→リスケジュール、ってところまではいいんだけど、再見積=価格上昇/リスケ=納期延長、に思いが及んで、客先との契約が!って話にいつもなりますね(笑 ここに陥ると無限ループに…なんかいい方法はないか(笑
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相対サイズで見積もる
14枚140秒はなんとかなるとしても、360枚とか言われると1時間では処理できない。この点は注意が必要(人月の神話問題) -
Nutsという単位で見積することについて
日数や金額で見積すると、どうしても膨らんでしまうのでポイントを使用しているのではないか?。 見積もりする人と、金額を顧客に提示する人、スケジュールする人は異なる場合があるためにポイントにしている。 開発する担当者によって、消化可能ポイントが変わってくるために共通単位のポイントにする必要がある。 しかし結局、金額や日数にするのだから、気持ちの問題だけということもある。
理屈はわかるが、しかし 1Nuts という単位の重さをメンバーやプロジェクトで共有するというのはかなり難しいのではないか?- ここでの見積もりは、金額や日数を見積もるのではなく、ベロシティ(開発速度)を測るための基準を見積もることを指しているのではないか。
- 日数で見積もった場合、個人の能力による差が発生してしまう。有能な人が一日でできると判断しても、普通の人では3日かかるかもしれない。でも、Nuts等の単位で相対的に見積もるのであれば、能力差があっても単純なストーリーは1Nutsになり、複雑なストーリーは、10Nutsになるのではないか。
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WBSとユーザーストーリーの比較について
WFではWBSを作成し、まず担当に振り分けてから担当に見積をさせるという手法の場合もあるw。 自分の担当部分が終了しているので、帰ってしまったりする(ダメプロジェクトの例)。 寄せ集めプロジェクトの場合、会社が異なる場合があり、その時はさらに難しい。
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三角測量について
楽観値、最頻値、悲観値で見積もるのだが、普通は最頻値を加重平均すると思うがしないのか?。 再見積に対して「答えはイエスだ」、再見積すると信頼関係が崩れる。(顧客との関係は重要!特に担当者)。 納得してもらう為には、説明、演出、効果が必要となる、「大変だー」の演出や根回しなど。 -
プランニングーポーカー
参加する人の経験値は近いほうが良い、でないと高経験なひとの説明ばかりでそちらに流れてしまう。 100とかのカードもあるが、1から8位までのカードで行うほうが良い(本にも書いてある)。 -
群集の叡智の応用!?
大雑把に見積もった場合(大中小で見積もった場合)、個々の見積もりは正確ではないかもしれないが、全体として見ると妥当な見積もりになってる気がする。
- ウォーターフォールではフェーズ毎に作業が見積もられる、各フェーズの全体比率を比較確認することで確かさ確認する。
アジャイルだとユーザーストーリー単位なので確かさをセルフチェック出来ない→どうしたらいいのだ。
心理的な傾向として、最小ポイントと最大ポイントの二極化するのではないかと思われる。
→プランニングポーカーすることで、確からしさはすでに確立済みと考えるしかないよね(納得)。
- 上記のどうしたらいいのだ?について
上手くかけないのですが、今回の話で感じたのは結局FPにしろアジャイルにしろ経験や過去の実績に基づいて見積をしていることにかわりはないんだなということ。
ただFPとかウォーターフォール系では「次回も同様の工数で(違う人が担当しても)反復できる」がフィクションかもしれないけど前提としてあるわけで、アジャイルは「そうじゃない(かも)よ」と言っているところが違うのか?
だとすると、確実性の大きいところは従来の見積手法(FPとか)で、不確定性の大きいところではアジャイル的な見積で、といった感じでわければある程度の確かさを確保する(というよりは全てをアジャイルにすることによる不確定性の増大を防ぐ)ことができるのではないか?